悪癖
時折、頭の体操として折り紙をします。(頭の体操と言っても、自分で創作するのではなく、人が考案したものを真似て作りながら、これを考案した人は頭がいいなぁと感心するだけです。伝承折り紙の「鶴」だって今だに考えた人すごいと思う。)
そんな四十路独女に度々つきあわされるお嬢さん。
今週のテーマは「シンデレラ」。ですが、めちゃくちゃ怒っています。イジワル姉さんってところだろうか。
本当はちゃんとペアを作ろうと思っていたのだけど、履いてもらえなさそうなので片方で断念。
+++
今年のあたまにロサンゼルス近郊から引っ越してきたという近所に住む20代の子に髪を切ってもらうことになり、髪を切ってもらっている間、彼女の身の上話を聞いた。
まるで映画のような人生を送ってきた彼女と私の今までの人生はあまりにも違いすぎて、どの話もいまいちピンと来なかった。多分私は彼女よりも、彼女のお母さんとの方が年が近いと思うのだけど、人生経験で言ったら彼女の足元にも及ばないと思う。
今までこんな経験をしてきて、よくこれだけ強く真っ直ぐに生きられるなぁと尊敬する。
悪癖について、彼女がいうには「蚊に刺されたときのようなもの」らしい。
「掻いちゃいけないのは頭で分かっていても止められず、ボリボリ掻き続けて血が出て、傷跡は残るし、痒さは掻けば掻く程ひどくなるしドツボにハマっていく」と。
彼女の身の上話を聞き、よくも悪くも平々凡々な40数年だったので、私の人生は蚊にも刺されずにきた感じだなぁと思った。
とは言え、悪癖がないわけではもちろんないんおで、自分の悪癖について考えてみた。
月に一度くらいのペースでやってくるポテトチップス熱。
ポテトチップスを無償に食べたくなり、2−3ヶ月に一回くらいデッカい袋を買ってきて一人で気持ち悪くなるまで食べてしまう。
疲れていて眠いのにどうしても夜更かししてしまう。
そんなときにネットでTVドラマをBinge-watchするかネットで漫画を大人買いしてBinge-readしてしまい、益々疲れるという悪循環にハマる。これは一種の現実逃避なのかな。
これくらい悪癖普通だろうと思っていたのだけど、もしかしたら他人から見たら酷い醜態なのかもしれない。